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第4砂町中 道徳授業公開講座で「命の大切さ」学ぶ                     橋本与志子さんが東京大空襲の体験を語りました。
2009/09/12(Sat)
 第4砂町中では、9月7日~12日で学校公開を実施しました。
 私は、12日の道徳授業地区公開講座に参加しました。3年生の修学旅行が7日に終わり、生徒たちは、落ち着いている感じを受けました。
 今回の道徳授業は、「命の大切さ」をテーマに、東京大空襲を体験された橋本与志子さん(88歳)のお話を聞きました。
 体育館に集まった全校生徒は、橋本さんの壮絶な大空襲の体験談に固唾を呑んで聞き入っていました。橋本さんのお話の内容(正保メモ)は次の通りです。

 今から64年前、日本はアメリカと戦争していました。私は24歳で、1歳4か月になるわが子と墨田区亀沢で両親、3人の妹、弟の8人家族で暮らしていました。
 庭に掘った1メートルほどの深さの防空壕は、底に水がたまってくるのでスノコを敷き、天井を畳や板キレでつくり、その上に土をかぶせたものでした。

 3月9日夜、防空壕に入っていると、「大変だー、いつもとちがうぞー」「浅草がやられている!」という父の声がしました。防空壕から出て大通りに行ってみると、あたり一面昼間のように明るく、細い道もよく見え、空は夕焼けよりも赤く染まっていました。
 B29爆撃機が電柱スレスレに飛んできて、焼夷弾が〝ザーッ〟という大雨が落ちてくるように降ってきました。火の真っ赤な柱が上がりました。

 私たちは、総武線のガード下に逃げ込みました。父は、「鉄道は爆撃されるから竪川に逃げよう」といいました。妹のちえこは、『私はここにいて荷物を守る』と、言うことをきかない。荷物の中身は、当時、配給券でしか買えなかったふとんや家族の着る物など大事なものが入っていました。

 ちえこを残して三つ目通りにでると、たくさんの人が洪水のように流れでて、私たちを巻き込んでいきました。
 妹のえつこは、おかまと配給の白いコメをにぎりしめて逃げていました。「えつこ、大丈夫?」と声をかけると、「大丈夫よ、おねえちゃん」と返事がありましたが、いつしか見えなくなりました。

 大きな橋にも火がつき燃え上がりました。父は、「与志子、おまえは泳げるんだから赤ちゃんと川へ飛び込め!」と大声で叫びました。なかなか決心できないでいると、母が自分の防空頭巾を私にかぶせてくれました。その時の悲しそうな母の顔が生涯焼きついています。

 私と子どもは、幸いに船に引き上げられ助かりました。橋を見上げると母の顔も父の顔もありませんでした。船で助けてくれた人が、私と子どもをリヤカーで同愛記念病院へ運んでくれました。その人は、お米屋さんと若い郵便配達員でした。

 そのあと、私は子どもをおぶって主人のいる学校へ行きました。主人は、私たちが生きていたことに驚いていました。しばらくすると、妹のひさえが全身包帯だらけの妹を連れて学校へ来たのには驚き、会えて本当にうれしかったです。

 私は、その時助かったからここにいます。たくさんの死んでいった人たちから生かされていると思い、一日一日を感謝して生きています。
 
 命の大切さ、一つしかない命をどうか大切にしてください。 

 お話の後、3人の生徒さんから質問がありました。
 「大空襲で一番印象に残っていることは何ですか?」「家が空襲で焼かれて無くなった後あとはどこで生活していたのですか?」「戦争中、本当に食べ物がなかったのですか?」の問いに、橋本さんは疲れを見せずに丁寧に答えていました。

 最後に、全校生徒を代表し、生徒会長さんがお礼の言葉を述べました。
 林昭文校長は、橋本与志子さんご自身が織った千羽鶴をプレゼントにいただいたことを紹介し、その鶴の尾っぽを引っ張ると羽が上下に羽ばたく様子を生徒に見せました。そして、校長先生は、 「命を大切にし、大きく羽ばたいてほしいという橋本さんからのメッセージがこの鶴に込められています」と、生徒に伝えました。
 
 このあと、生徒たちは教室に戻り、感想文を書きました。

 
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