FC2ブログ
連載 私の雑記帳  (16)  疑心暗鬼
2007/09/13(Thu)
 国立支店での外回りも板につき、お客様からも信頼されるようになると、町の有力者や地域に住む銀行OBなどから「君を係長に昇格するよう支店長に頼んでおいたよ」などの声をいただくことがありました。
 銀行と顧客との信頼関係は、預金獲得に直結しています。社長の奥さんの誕生日には心のこもった贈り物を持っていくとか、お孫さんの運動会にカメラを持っていって写真を撮ってあげるとか、お客様によっては格別の「思いやり」を注ぎます。
 その翌日など、「すぐ来い」と言う電話が入り、急いで訪問すると他の銀行から多額の預金付け替えをしてもらえるのです。
 しかし、仕事にやりがいがあり、どんなに業務成績を上げても、私に対する銀行の評価には微塵の「思いやり」もありませんでした。それどころか、私と職場の人たちとの切り離しを画策する徹底した労務管理が行われました。 それは、「あいつとは付き合うな」と言う人権侵害の形で執拗に繰り返されていきました。
 常に職場の人たちとの人間的な信頼関係を培うことに全神経を使わざるを得ない状態が続きました。
 私は疑心暗鬼に陥りました。              つづく
スポンサーサイト



この記事のURL | 私の雑記帳 | CM(0) | ▲ top
<<耐震補強工事が終わった小学校を視察  9月5日 | メイン | 豊洲への築地市場移転問題で環境省・農水省へ 9月4日>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
| メイン |